訪日外国人集客! Googleマップ① MEO対策とは何か?

訪日外国人を集客するために今やたくさんのツールが利用されています。中国向けであれば、ウェイボー、大衆点評、英語圏向けならトリップアドバイザーやFacebook、最近ならInstagramなども人気ですね。ところが、たくさんあるツールを、すべてうまく活用しながら、結果に結び付けるのは簡単ではありません。それぞれに独自のシステムがあって、そのコツも案外バラバラで、経営者としては、大切であることがわかっていてもど、れもこれも手を出すのは大変です。
 
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「Googleマップ 」 です!
 
日本人集客にも有力で近年、Googleが手を引いた中国から来た観光客でさえ日本旅行の際にはGoogleマップが必要!と言われるほどになっています。今回は訪日外国人集客のためにも、Googleマップ対策について書いてみようと思います。
 
1)MEO対策とは?
2)なぜマップ機能か
3)Googleマップの特徴
 
1)MEO対策とは?
最近、巷でよく聞くMEO対策。実はMEO対策とは「Map Engine Optimization」つまりGoogleマップ向けの地図エンジンで最適化を図ることを指します。通常、人がどこか訪れたい場所を検索すると、Googleで「地名+キーワード」という感じで検索することになります。大阪駅周辺で「焼肉」を食べたければ「大阪駅 焼肉」と検索をするわけです。その際に、人間の心理として、表示されたお店のリストが1000件あったとしても、上位の1~5件…多くても1~15件ぐらいしか見ないでしょう。そんな中で堂々の1位を取れば、他の店舗よりもかなり高い確率で選ばれることになるでしょう。結果として、閲覧回数が増え、地図機能は現在地からその目的地までの道順を教えてくれるわけですから、自動的に検索をかけた人がそのお店に誘導されるようになります。
 
2)なぜマップ機能か
実は同じような言葉でSEO対策という表現があります。「Search Engine Optimization」といいますが、つまり検索エンジンで上位表示させることで、検索エンジンでたくさんの人に見てもらうことを狙うのがSEO対策ということになります。特に集客を望む店舗や会社にとっては実際に調べられるだけではなく、来店してもらえればそれに越したことはありません。そういう意味で、実際に来店、集客に直結しやすいのがマップ機能ということになります。さらに、今後変化することもあるかもしれませんが、現在ではGoogleで検索をかけたときに一番最初に表示されるのはほかのサイトや広告ではなく、最初にGoogleマップの結果が上位に表示されるようになっています。これをうまく活用すれば、他のどんな対策よりも早く結果を出すことが出来るわけです。
 
3)Googleマップの特徴
実はGoogleマップにはビジネスのオーナーが登録しなくても、だれでもその地図上のスポットとして機能しています。そして、訪問したお客様の口コミや投稿した写真がそのままそのビジネスの情報として表記されるようになります。もちろん、顧客のフィードバックが直接良い評価として評価されることもありますが、それが悪い評価であったり、写真がうまく取れていないにもかかわらず投稿されていたりすると、結果として、その悪評がそのまま会社のイメージとして認識されてしまうことがあります。そういったリスクを避けるためにもGoogleマップの対策として、オーナー登録は行っておくべきでしょう。また、オーナー登録していれば、一定の写真を固定で表示することもでき、会社の詳細情報を正確なものに修正することが出来ます。
 
◆まとめ◆
今や外国人も利用するようになってきているGoogleマップですが、今後、長期で見て、会社のイメージを管理し、ブランドイメージを維持していくためにも対策をしていくのが良いでしょう。時折、お店の前に長蛇の列ができている飲食店がありますが、次はあなたのお店の番かもしれません!

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