シーズンを迎え、週末は各地サクラを見るために各名所に人々が押し寄せています。先日、筆者も花見がてら万博記念公園を訪れましたが、やはり、日本人観光客の間で、訪日外国人も度々見受けられました。とりわけ、「モノ消費」から「コト消費」が進んでいるとの指摘が散見される中、日本の象徴ともいえるサクラを見ようと訪れる観光客の増加はその証左と言えるでしょう。2020年の東京オリンピック、そして、関西では2025年の大阪万博と向こう10年は増加することが予想されます。これまでのインバウンド事情の変化を時系列に沿って確認することで、今後のインバウンドの動向を知る大きな助けになることでしょう。記事ではこれまでのインバウンドの動向を
- インバウンド黎明期(2003-2014頃)
- 爆買い期(2014-2016頃)
- ポスト爆買い期(2016-)
出典:訪日ラボ (最終閲覧日:2019年4月8日)https://honichi.com/news/2019/04/05/inboundmatome/
の三つに分けて説明されています。「爆買い」が大きな転機になっているようですが、その前提となっている黎明期からの日本のインバウンド事情の歴史を知ることで、より一層正確なインバウンド対策を打てると言えるでしょう。
まとめ
現在の2003年以降の様々な法制度が改正されながら「観光立国」というスローガンのもと訪日外国人向けのサービスはハード面ソフト面で発達してきました。以前にもましてスマートフォンなどネット上の情報に触れる機会が多くなっていることもあって、インバウンドの担当者はオンラインでのマーケティングが必須となっています。とりわけ、日本が重点的に強化している地域国家があり、ビザ取得の事情等も加味することで、より一層自社の狙いに合ったインバウンド集客の効果を上げることができます。