訪日客が訪れるのはメジャースポットだけなのか。

貴方がパスポートを所持している場合、海外旅行の目的地選びはどのように行っているだろうか。多くの方は前回とは異なる国もしくは新たに雑誌などでフィーチャーされた場所を選ぶことが多いのではないだろか。観光庁が発表した2017年のデータでは約60%の訪日客がリピーターという調査結果が出ているが、その60%はどこを目的としなぜ何度も日本を訪れるのか。その理由は日本とは異なった制度が大きく関わっているようだ。

日本の情報を紹介する中国の情報サイト・日本通は12日、「なぜ中国人観光客は青森県や佐賀県に行くのか?」と題する記事を掲載し、日本を訪れる中国人の動向が変化していることを伝えた。

 記事はまず、「かつて日本を訪れる中国人観光客の大多数は、東京・京都・大阪などの人気スポットに行っていた。しかしここ数年、訪日外国人観光客の約30%を占める中国人にとって、青森県や佐賀県が注目の観光地となっている」と紹介。観光庁の統計によると2017年、青森・佐賀・大分・福島・秋田・岡山・熊本・鹿児島の各県で、外国人の延べ宿泊者数が前年比1.5倍以上に急増した(全国平均1.15倍、東京1.10倍)。最新の2018年のデータでも、青森県は前年比1.46倍という高い伸び率を維持している。

 なぜこのような現象が起こっているのだろうか? 記事は「観光ビザ」が一つの要因だと指摘する。日本の観光ビザを取るには事前申請が必要で、数次ビザの場合、有効期間は経済力に応じて3年から5年。記事は、「一定期間内であれば再申請の必要がないため、中国人は何度も日本旅行に行こうとする」として、メジャーな観光スポットに行った後は、新しい体験を求めて他の場所へ行くのだと分析した。日本は2017年5月に「東北3県(岩手・宮城・福島)数次ビザ」の対象地を「東北六県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)」に拡大しており、このことで、1回目の訪日から東北に滞在する観光客も増加したと考えられる。

 さらに記事は、中国のLCCが「上海-佐賀」や「天津-青森」の直航便を売り出して交通が便利になったことや、青森をはじめとする日本の地方部でも中国人向けモバイル決済が普及してきたことに言及。また、各県が「微博(ウェイボ)」など中国のSNSで公式アカウントを開設し、熱心な情報発信を行っていることにも触れた。

出典元:searchina (最終閲覧日:2019年03月14日) http://news.searchina.net/id/1676648?page=1

まとめ

訪日中国人のリピーターが多い理由にはパスポート事情も重なり、今後も長期に亘り続々とリピーターは増え続けると予想される。それに備え今から情報発信に着手するのも遅くはないだろう。

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